ドロッとしたあのくっさい塗料です!
使ったこと有りますか?(^^;)
ではでは説明を~
Chip&D-Chipの下地はセルロースセメントでコーティングされています。
薄くて硬度が有るのでバルサのボディを保護し
軽量化が出来る為、ピッチの低減を抑える効果が有ります。
あと硬度が有るので、ぶつけても壊れにくいというのも
セルロースセメントを使う理由です。
(ちょっとくらいテトラにヒットしても全然平気)
でも・・・1日でも空けてコーティングすると下地のセルロースが緩み
クラックが出来るという厄介な特性も有ります
(下地を溶かして再結合する為)
さらに厄介なのが湿度の管理で、だいたい湿度45%で乾燥時に曇り、
曇ったまま乾燥するのでリターダー(アノン)という塗料で曇りを取ります。
ウレタンの場合はそのまま下地が溶けることなく上塗り出来ますが、
乾燥時間が長いのと、ボディが重くなるような気がしますので
コーティングには使用しません。
バルサ本来のキビキビとした動きが出せないので・・・・
ウレタンは艶出しの為の最後のトップコートだけに使用します。
~ 素材の味を最大限に生かしたいからねっ!(^^) ~
で、セルロースのコーティングの回数は5~7回
湿度、気温、塗料の粘度などにより変更されます。
コーティングする前にする作業としては
バリ取り、ヤスリがけなどの作業を終えてからなので、
その日のうちに必ず事前処理を終わらせて
コーティングしないと大変なことになるんですヨ (^^;)
失敗したら全部ゴミ箱行きみたいな。。。
まま、そんな厄介なセルロースセメントですが、これ以上の塗料が
今は見つからないので以前から下地に使ってます。
そうそう硬い塗膜なのでラバーJIGなどのコーティングなどにも最適です!
セルロースセメントに黒のラッカーを混ぜてコーティングすると
結構長持ちしますよ~(^^)/ お試しあれです~!
長くなりましたが簡単に説明させて頂きました~ m(_ _)m
また。(^^;)
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